フィルム現像 その2


「リールにフィルムの巻き込み方がよく分からないので、もう少し詳しくお願いします」と連絡がありましたので。

 A: 120用リール B:135用リール C:タンク蓋 D:135x2又は120×1タンク E:135フィルム F:120フィルム

 120用リールは軸部分に可動するフィルム固定装置があります。
 タンク・タンク蓋・リール・フィルムをダークバッグに入れます。
 ここからは全て手探りでの作業です。
 撮影済み120フィルムのシールを剥がします。
 リーダー部は40cm強あります。フィルムの端は粘着テープで止められてます。反対側は止められてません。
 道具不要で容易に剥がれます。
 裏紙を付けたまま巻き込む方法と裏紙とフィルムを分離して巻き込む二通りの方法があります。
 分離した方が巻き込みは楽です。
 どちらにしろ乳剤面を指先で触れないことが肝心です。

  

 生のフィルムを使っての説明はできませんので裏紙をフィルムに見立てて説明いたします。
 フィルムの端をリールに固定します。
 ※きちんとセットしないと巻き込んでいる途中でよじれて来ます。
 フィルムの上下を押さえて山なりにして溝の中に軽く押し込むようにいたします。
 もう片方の手でリールを押し込む速度に合わせて回転させます。
 溝の中にきれいに納めるには多少の練習は必要かと思います。

 フィルムを捲き込みましたらタンクに納めます。
 蓋をきちんと閉めれば明るいところに出しても大丈夫です。

 まあこんなところでしょうか。
 確か135フィルムは既に掲載したような記憶がありますので後ほどLINKを貼り付けます。

 

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