
1971年発売のF-1の初期モデルです。その後マイナーチェンジ。さらにNew F-1と進化いたしました。
システムカメラとして名を馳せていたNikonFに追いつけ追い越せのコンセプトで作られたモデルだと思います。
PentaxLX MinoltaX-1などもこの路線のカメラでしょう。
NikonFと同様にファインダーが交換可能です。
底にある電池蓋を外すと底が取れます。モータードライブ仕様となります。
レンズはFDとなりました。FX FT はFLでした。
巻き上げクランプの上にストロボ用のアクセサリーシューが取り付けられます。これはNikonFと同じ思想です。
フィルムを巻き戻すときには外す必要があります。ペンタプリズムの上の方が圧倒的に使いやすいです。
さてネーミングですがF-1としたのはNikonを相当意識したことと思います。
当時いずれNikonがF2を出したらどうするのかと思いました。CanonF-2とするのだろうか....?と。
同年9月NikonF2が発売されました。
Canonはその後NewF-1と命名したモデルを発売...(NEWの刻印はボディには無かった気が...。)ちょっと苦しい。